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不定冠詞 aとanの使い分け、oneと置き換える時のルール

aとanを名詞または名詞句と組み合わせて使う場合の基本ルールは「対象の名詞または名詞句が母音から始まるか、子音から始まるか」です。

名詞句とは名詞の働きをする2語以上の集まり(句)の事を指します。詳しくはこのページを参考にしてください。〈名詞句〉や〈副詞節〉とは?|英語|苦手解決Q&A|進研ゼミ高校講座|ベネッセコーポレーション

しかし、実はこのルールには例外があるのです。

また、a/anの代わりにoneという単語が使われることがありますが、文脈によっては使うことができない場合もあります。

今回の記事では、aとanの使い分けの基本ルールとその例外、そしてa/anとoneを両方使える場合、片方しか使えない場合のルールについて学習していきます。

今回参考にした英語の本

不定冠詞a/anの使い方の基本ルールと上級ルールについてはこちらの記事を参考にしてください。

不定冠詞a/anの使い方の基本ルールと上級ルール

 

数えられる名詞に関しての記事はこちらをご覧ください。

英語の数えられる名詞と数えられない名詞の違い、数量の表し方

aとanの使い分けの基本ルール

冒頭でもお話ししましたが、aとanの使い分けの基本ルールは対象の名詞または名詞句が母音で始まるか、子音で始まるかで決まります。

対象の名詞または名詞句が母音(a, e, i, o, u)から始まる場合はanを付ける。

例:I have an Indian friend. 「私はインド人の友達がいます。」

上の例文の場合、friendが単数形の名詞部分ですがその前にIndianという形容詞が入っています。

friend自体は子音から始まる名詞なので、そのままであればa friendとなりますが、その前についている形容詞が母音から始まるためan Indian friendとなるのです。

この例文のan Indian friendの部分が名詞句となります。

対象の名詞または名詞句が子音(母音以外のアルファベット)から始まる場合はaを付ける。

例:I have a friend from India. 「私はインド出身の友達がいます。」

[aside type=”normal”]a/anを付けることができるのは、対象の名詞が数えられる名詞で単数形のみ。または、対象の名詞句が数えられる単数の名詞で終わる場合のみ。

※この後の説明や例は全てその条件を満たしている名詞または名詞句を対象にしていることが前提です[/aside]

aとanの使い分けの例外ルール

aとanの使い分けの基本ルールには例外があります。

  • 母音で始まっている名詞または名詞句でも、子音の音で始まる名詞または名詞句にはaを付ける。
  • 子音で始まる名詞または名詞句でも、発音されないhから始まる名詞または名詞句にはanを付ける。
  • 頭文字を取った略語が母音の音で始まる場合はanを付ける。

 

母音で始まっている名詞または名詞句でも、子音の音で始まる名詞または名詞句にはaを付ける

母音とはa, e, i, o, uで、母音から始まる数えられる名詞または名詞句には通常anを付けます。

しかし、以下のような母音で始まる名詞または名詞句でも、発音は子音の音で始まる名詞または名詞句にはanではなくaを使います。

  • a uniform
  • a university
  • a unique (後に名詞がきます) 例:a unique flower
  • a one-off 

上記のUから始まる単語は「ユ」という子音の音から始まるので、anではなくaを使います。しかし、umbrellaの場合は「ア」という母音の音から始まるので、an umbrellaとなります。

one-offという単語は「ワ」という子音の音から始まるので、anではなくaを使います。しかし、objectという単語の場合は「オ」という母音の音から始まるので、an objectとなるのです。

子音で始まる名詞または名詞句でも、発音されないhから始まる名詞または名詞句にはanを付ける

hは子音なので、通常anではなくaを使います。例:a hand

しかし、以下のような最初のhを発音しない名詞または名詞句の場合aではなくanを使います。

  • an hour
  • an honest (後に名詞がきます) 例:an honest person

頭文字で作った略語が母音の音で始まる場合はanを付ける

頭文字を取った略語が、A,E,F,H,I,L,M,N,O,R,S,Xのアルファベットで始まる場合、最初の音が母音の音で始まるのでanを付けます。

たとえば、an FBI agent, an OME product, an MBA graduate, an HIV patient などです。

FBIは、エフ・ビー・アイと発音し、「エ」という母音の音から始まるのでan FBI agentとなります。

しかし、上記のアルファベットから始まっても子音の音で始まる場合はaをつかいます。例:a FIFA game など。

a/anとoneと使う場合のルール

a/anは「1つの」という意味もありますが「(いくつかある特定の物・事・人の中の具体的でない)1つ」という意味で名詞または名詞句と組み合わせて使われます。

「1つの」という意味で使われている場合はoneという単語と置き換えることができる場合もありますが、「(いくつかある特定の物・事・人の中の具体的でない)1つ」という意味の場合はoneという単語と置き換えることができない場合も。

ここでは、以下のルールを学習していきます。

  • a/anをoneで置き換えられない場合
  • a/anをoneで置き換えられる場合(a/anとone両方使える場合)
  • a/anよりもoneが使われる場合

a/anをoneで置き換えられない場合

a/anをoneで置き換えられないのは以下のような時です。

  • a/anが「(いくつかある特定の物・事・人の中の具体的でない)1つ」という意味で使われている時
  • a/anが数量を表す時や熟語の一部である時
  • a ~ of +所有格の形式の時

a/anが「(いくつかある特定の物・事・人の中の具体的でない)1つ」という意味で使われている時

a/anが「(いくつかある特定の物・事・人の中の具体的でない)1つ」という意味で使われている時とは、たとえば以下のような状況です。

  • I need a break. 「私は休憩が必要だ。」
  • I hope you have a good holiday.  「良い休暇を過ごされることを祈ってます。」

この場合、one breakやone good holidayというと不自然に聞こえるため、oneで置き換えることはできません。

対照的に、She only had a break this morning.「彼女は午前に1回の休憩をとった」の場合、She only had one break this morning.とaをoneに置き換えることができます。

a/anが数量を表す時や熟語の一部である時

たとえば、以下のようなa/anが数量を表す時や熟語の一部である時はoneと置き換えることができません。

  • once a year
  • twice a day
  • half an hour
  • three quarters of an hour
  • a day or two
  • an hour or so
  • two dollars a day
  • two dollars a liter
  • a lot of
  • a few
  • a little
  • a number of

たとえば、half an hour 「30分」はhalf one hourとは表現できません。

これらはほんの一部の例ですが、類似した表現の英語は同様のルールが当てはまります。

a ~ of +所有格の形式の時

a ~ of +所有格の形式の時とは、以下のような文の場合です。

  • He is a friend of mine. 「彼は私の友達の1人だ。」
  • I met a neighbour of Craig’s.「私はクレイグの隣人の1人に会った。」

所有格の部分は上記の文でそれぞれmineとCraig’s の部分です。

このように、a ~ of +所有格の形式の場合、a/anをoneに置き換えることはできません。

a/anをoneで置き換えらる場合(a/anとone両方使える場合)

では今度は、a/anをoneで置き換えらる場合、つまりa/anとoneの両方を使える場合について学習していきます。

  • I have stayed in Fiji for a week.または I have stayed in Fiji for one week. 「私はフィジーに1週間滞在していました。」
  • It will only take a day to finish. またはIt will take only one day to finish. 「それを終えるのに1日かかります。」

上の例文ではa/anが「1つの○○」という意味で使われています。つまり数の1つという意味で使われている場合です。

この場合、a/anとoneの両方を使うことができます。

a/anよりもoneが使われる場合

こちらでは、a/anよりもoneが好んで使われる以下の場合を学習していきましょう。

  • 数字の1という事を強調したい時
  • One ~ other/One ~ anotherという使い方をする時
  • 「ある日」や「ある夏」などある具体的に明確ではない時を指す時

数字の1という事を強調したい時

数字の1という事を強調したい時は、a/andではなくoneを使います。

  • The tuna that Tony has just caught weights one hundred kilograms!   「トニーがたった今釣ったマグロは100キロの重さがある。」
  • Do you want to take one apple or two? 「あなたはりんご1つ、それとも2つ買いたいですか?」
  • Did you say only one room is available? 「部屋は1部屋しか空いていないと言いましたか?」

One ~ other/One ~ anotherという使い方をする時

One ~ other/One ~ anotherという使い方をする時も、a/andではなくoneを使います。

  • Please put one hand on the table, and then the other. 「片手をテーブルの上に乗せて下さい、そして他の手も。」
  • A girl jumped on one stone to another. 「女の子はある石から別の石へ飛び乗った。」

「ある日」や「ある夏」などある具体的に明確ではない時を指す時

具体的に明確でないある時を示す時は、a/anではなくoneが使われます。

  • I will definitely come and visit you one day. 「私はいつか必ず会いに行きます。」
  • One summer, I met a beautiful girl on the beach. 「ある夏、私はビーチで美しい少女に出会った。」

【まとめ】aとanの使い分けと、oneと置き換える時のルール

今回の記事では、aとanの使い分けと、oneと置き換える時のルールについて学習しました。

aとanの使い分けの例外ルール:

  • 母音で始まっている名詞または名詞句でも、子音の音で始まる名詞または名詞句にはaを付ける。
  • 子音で始まる名詞または名詞句でも、発音されないhから始まる名詞または名詞句にはanを付ける。
  • 頭文字を取った略語が母音の音で始まる場合はanを付ける。

 

a/anをoneで置き換えられないのは以下のような場合:

  • a/anが不特定の1つという意味で使われている時
  • a/anが数量を表す時や熟語の一部である時
  • a ~ of +所有格の形式の時

 

a/anをoneで置き換えらる場合、つまりa/anとoneの両方を使える場合:

  • a/anが1つのという意味で使われている時。

 

a/anよりもoneが好んで使われる場合:

  • 数字の1という事を強調したい時
  • One ~ other/One ~ anotherという使い方をする時
  • 「ある日」や「ある夏」などある具体的に明確ではない時を指す時

以上、aとanとoneの使い分けは簡単とは言えませんが参考になりましたら幸いです。

今回参考にした英語の本

この本には練習問題も載っていますので、もっと理解を深めたい場合にはおすすめです。

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