「ちょっと待って」は、色々な場面で使われる言葉です。
通常、相手に少しだけ待って欲しいときに使いますよね。
この「ちょっと待って」という表現の英語はいくつかあります。
この記事では「ちょっと待って」という英語のフレーズを何通りか紹介します。
「ちょっと待って」という英語の表現
日本語の「ちょっと待って」は口語的な表現で、書き言葉としてはあまり使われないですよすよね。
今回紹介する英語の「ちょっと待って」も同じで、話し言葉で使われる表現です。
please を付けることにより、丁寧な言い方になり接客の場でも使うことができる表現もあります。
実際に人が目の前にいる場合にも使えますが、電話でのやり取りなどでも使う事ができます。
「ちょっと待って」という英語のフレーズ
それでは、「ちょっと待って」という例文をいくつか紹介します。
全て決まり文句なので、そのまま暗記して使いましょう。
主語がない表現には主語を付ける必要はありません。
それぞれ表現にはカジュアルな表現、少し丁寧な表現両方紹介します。
ちなみに、「少し丁寧な表現」はかしこまった場などでの丁寧な言い方には適していません。
Wait a moment.
少し丁寧な表現:Wait a moment, please.
please を文頭に付けることもできます。
a moment の部分を以下の時間の長さを表す言葉に変えても同じ意味となります。
- one moment
- a second
- a minute
Just a moment.
少し丁寧な表現:Just a moment, please.
please を文頭に付けることもできます。
a moment の部分を以下の時間の長さを表す言葉に変えても同じ意味となります。
- one moment
- a second
- a minute
Hang on と Hold on
少し丁寧な表現:Hang on, please.
「ちょっと待って」という表現の Hold on は、Hang on と同じ使い方をすることができます。
この Hang on と Hold on は、他の表現と比べるとかなりカジュアルな方です。
そのため、お客様に対して使う場合などは他の表現の方がいいかもしれません。
Hang on / Hold on の後に時間の長さを表す言葉に変えても同じ意味となります。
- a moment
- one moment
- a second
- a minute
たとえば、Hang on a second. という風に使えます。
他の表現同様、please を付けると少し丁寧な言い方になります。
Give me a moment.
少し丁寧な表現:Give me a moment, please.
please を文頭に付けることもできます。
a moment の部分を以下の時間の長さを表す言葉に変えても同じ意味となります。
- a second
- two seconds
- a few seconds
- a minute
- one moment
One moment.
One moment は、カジュアルな「ちょっと待って」という表現のフレーズです。
One moment, please. とplease を付けて使う事もできますが、丁寧な表現というわけではありません。
しかし、とてもカジュアルな表現なので使う相手とシチュエーションを選んで使いましょう。
I will be with you shortly.
この表現は直訳すると「直ぐにあなたの元へ行きます。」と行った意味ですが、「ちょっと待って」という表現で使う事ができます。
今はちょっと別の事で手が離せないけど、すぐ終わらせてあなたの所に行きますよ。。。といった意味合いが含まれています。
a secondなどの時間の表現について
上記の表現では、以下のようないろいろな時間の長さを表す言葉が使われていました。
- a moment
- a second
- two seconds
- a few seconds
- a minute
これらの表現はどれも短い時間であることを意味します。
たとえば、a secondは「1秒」ですが、Wait a secondは「1秒待って」という意味ではなく、「少し待って」という意味です。
しかし、この時間の表現が少し長めの時間になると、実際に必要な時間を表している可能性があります。
たとえば、Give me five minutesは、「5分ちょうだい」という訳で本当に5分程時間が必要だという意味です。
以上、「ちょっと待って」という表現の英語の使い方とフレーズをいくつか紹介しました。
覚えやすいフレーズを暗記して、とっさのときに「ちょっと待って」と英語で言えるよう練習しましょう!