「面倒くさい」という日本語は日常的によく使われますよね。
和英辞書で「面倒くさい」を引くと、troublesome という英単語が出てきますが、実際英語のネイティブスピーカーが使っているのはほとんど聞いたことがありません。
しかし、英語に「面倒くさい」という表現がないわけではありません。
今回の記事は「面倒くさい」という意味合いで使う事のできる英語の表現とその例文を紹介します。
「面倒くさい」という表現の英語
「面倒くさい」という表現の英語は何通りかありますが、今回は bother とhassle という英単語を使った表現を紹介します。
botherを使った表現
botherという英単語は、「悩ます」「迷惑をかける」というような意味があります。
I can’t be bothered. というフレーズは、「面倒だ」という意味で使われます。
省略されたフレーズとして、Can’t be bothered. と主語を抜かして使う事もあります。
I can’t be bothered ~. の~の部分に動名詞を入れることで「~するのが面倒だ」という英文をすることも可能です。
hassleを使った表現
hassle という英単語は、「苦闘」「面倒」「わずらわしいこと」という意味があります。
この英単語を使って「面倒くさい」を表す表現の例は以下です。
It’s too much hassle ~ です。
~の部分には、動名詞(~ing)またはTo不定詞(to do)が入ります。
たとえば、It’s too much hassle reading all books here. 「ここにある本を全部読むのは面倒だ。」といった表現になります。
この表現は、どちらかというと怠けからくる面倒という意味よりは、大変・困難という理由で面倒だと言うときに使われます。
「面倒くさい」という表現の英語の例文
それでは、bother とhassle という英単語を使った「めんどくさい」という表現の英文をいくつか紹介します。
botherを使った「面倒くさい」という表現の例文
I can’t be bothered cooking tonight.
I can’t be bothered peeling the apple.
Don’t bother doing it.
hassleを使った「面倒くさい」という表現の表現
It is too much hassle to wash every single glass here.
It is too much hassle signing all of the documents here.
まとめ
- 「面倒くさい」という英語の表現には”troublesome”という単語はあまり使われない。
- 「面倒くさい」という英語の表現には”I can’t be bothered ~”が使われる。
- 「面倒くさい」という英語の表現には”It’s too much hassle ~”が使われる。
以上、「面倒くさい」という意味合いで使う事のできる英語の表現とその例文を紹介しました。