「~できる」の過去形「~できた」は英語でどう表現するか知っていますか?
「『~できる』はcanだから、その過去形のcouldじゃないの?」と思う方は少なくないかもしれません。
しかし、実際にはcouldを使って「~できた」と表現できる状況は限られているのです。
今回の記事は、この「~できた」という表現の英語を例文と一緒に紹介します!
「~できた」という表現の英語
「~できた」という英語には主に以下の3つを使って表現することができます。
- could ~「~できた」
- was/were able to ~「~することができた」
- managed ~「~をやり遂げた」
上の3つの表現は若干のニュアンスが差があるのです。
有名な英文法書「English Grammar in Use」では以下のように説明されています。
We use could for general ability. But if you want to say that somebody did something in a specific situation, use was/were able to or managed to (not could).
つまり、could は全般的な能力を表していて、誰かが何かを特定の状況で行った場合は was/were able to か managed to が適しているということですね。
また、日本で人気のある「一億人の英文法」でも、can と be able to の違いについて説明があります。
「実際にやったなら can でなく be able to を使え」
「一億人の英文法」で紹介されている例文を見ると、could は「やろうと思えばできた」という時に使うのに対し、was able toは「実際にできた」という状況で使われるということを理解できました。
みなさん、could を使うことができる状況が理解できたでしょうか?
それでは例文を見ていきましょう!
「~できた」という表現の例文
「~できた」という各表現の例文を紹介していきます。
could ~「~できた」例文
「以前はオンラインでチケットを買うことができた」
「20年前はトラムで町の中心部に行くことができた」
was/were able to ~「~することができた」例文
「昨日私はEメールのアカウントにアクセスできた」
「彼は4歳の時に自分の名前を書くことができた」
managed ~「~をやり遂げた」例文
「空港に時間通りに着くことができた」
「昨日ホテルの部屋を予約することができた」
まとめ
「~できた」という英語は主に以下の3つを使って表現することができます。
- could ~「~できた」
- was/were able to ~「~することができた」
- managed ~「~をやり遂げた」
各表現は少しずつニュアンスが違うので、状況に合わせた使い分けが必要です。
実際にやってのけた事に対しては、was/were able to ~ か managed ~を使いましょう!
以上、今回は「~できた」という表現の英語と例文を紹介しました!
この記事がみなさんの英語学習に役立ちましたらうれしいです。
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